ドッグトレーニングスクール | 犬のがっこう ECO-LE

「みんなと仲良く過ごしてほしいのに、知らない人や犬に会うと吠えてしまって…。お散歩中も、ドッグランでも、なかなかお友達ができないんです」

「家の中でも、物音がするとすぐに吠えてしまって…。ご近所の方にどう思われているか、いつも気になってしまいます」

こんな風に、愛犬の“吠え”に悩んでいませんか?

本当はただ、愛犬と一緒に穏やかで楽しい毎日を過ごしたいだけ

でも、吠えることで周囲の目が気になったり、外に出るのが不安になったり……。

「うちの子、いい子なんだけどな」
「愛犬のストレスもなくしてあげたいけど、どうしたらいいのかわからない」

そんな思いを抱えて、私たち『犬のがっこうエコール』に相談にいらっしゃる方は、とても多いです。

愛犬の吠えについての情報は、インターネットやテレビ、雑誌などに本当にたくさんありますよね。
きっと、いろいろ試してみた方も多いと思います。

でも、それでもうまくいかない。

「何をやっても変わらない…」
「うちの子には合ってないのかな…」

そんな風に感じたこと、ありませんか?

実は、それらの情報が間違っているわけではないのです。
それなのに、無駄吠えが治らないのは、なぜでしょう?

「何をやっても変わらない…」
「うちの子には合ってないのかな…」

そんな風に感じたこと、ありませんか?

実は、それらの情報が間違っているわけではないのです。
それなのに、無駄吠えが治らないのは、なぜでしょう?

その理由は……

「犬に合ってない方法」だからです。

まず吠える原因が犬と状況によって異なります。

大きく分けると、その原因は2つあります。

•警戒をしている場合

•要求をしている場合

原因によって対処法がまったく違ってくるので、まずは「なぜ吠えているのか?」を見極めることが必要なのです。

そして、効果があるかどうかも犬によって異なります。

性格は大人しい? 激しい?
飼主に依存している? 自立している?
•他の人は好き? 苦手?
•音や刺激に敏感? 鈍感?
•我慢する力はどの程度あるのか?

ざっと考えただけでも、これだけあります。
細かく見ていけば、もっとたくさんの個性があります。

犬にも感情があり、性格や気質、生活環境によって感じ方や反応が大きく異なります。
私たち犬のがっこうエコールでは、まずその子の感情に寄り添い、どんな気持ちで吠えているのか、何に対して反応しているのかを丁寧に見極めた上で、その子に合ったトレーニングを行っています。

そしてもう一つ、なかなか難しいのが

「タイミング」です。

叱る場合は、吠え始めを叱るのが効果的です。
でも、ほとんどの人が叱るのが遅れてしまい、また褒める時も、一瞬、吠え止んだ隙を褒めていかないといけません。

こうしたタイミングを逃してしまっている方が多いのです。
なので、本当は効果のある方法であっても、こうした理由から効果が出なくなってしまうのです。

では、どうすれば良いのでしょうか?

ここは、シンプルに考えると良いです。

「吠えるときには叱る、吠えていないときに褒める。」

本当はこれだけなんです。

では、もう少し具体的に考えてみましょう。

 

警戒の場合

警戒吠えの場合は、まず警戒している対象が何かを調べることが大切です。
たいていは、他の人、他の犬であることがほとんどです。

その場合、吠えることを止めさせるよりも先にやることがあります!!

それは、「慣れさせる」ということです。

もしも、ご近所が危ない地域で、悪い人や悪い犬ばかりなら、吠えてくれたほうがいいですよね(笑)
でも、そうでないのに吠えるから困ってしまうんです。

犬からすると、他の人・他の犬の経験が少ないため、それらをまだ「警戒すべきもの」と認識していて、吠えることで自分を守ろうとしているのです。

ですので、「これは怖くないよ」と犬自身が感じられるようになれば、吠える必要はなくなるんです。

まず必要なことは、「慣れさせる」ということになります。

とはいえ、子犬と違って大人になってから他の犬や人に慣れるのは、とっても大変です。
これは《人・犬が怖いのページ》に詳しく書いてありますので、ぜひ参考にしてみてください。

この「慣れさせる」が終わっても、完全に吠えなくなるわけではありません。
習慣で吠えている場合もあります。

それでも精神的には落ち着いていますので、人の言うことを聞きやすくなっています。

基礎訓練ができているようであれば、「吠えてはいけない」を教えることが可能です。
もし基礎訓練ができていなければ、飼い主の命令は「無視していいもの」と教えるだけなので、必ず基礎訓練を先に行ってください。

ちなみに基礎訓練とは、人の横について歩く「ついて」「おすわり」「まて」のことです。
最低限、おやつが無くてもできるようにトレーニングをして下さい

方法は、先に書いたように「吠えるときには叱る、吠えていないときに褒める。」
特に吠え止んだときに褒めることは大切です。

叱り方、褒め方の詳細については、スクールでお伝えしていますが、ご自宅で「吠えてはいけない」の練習を始めたら、徹底して続けて下さい。
最低1つのやり方で、1ヶ月は続けて下さい。

これまで「吠える」を、どのくらいの期間していましたか?
理論的には、その期間以上、「吠えるな」を教える期間が必要です

私たち、犬のがっこうエコールでは、その期間を短縮する技術を持ってトレーニングを行なっています。

そしてその際も、犬の感情を無視せず、その子の心の状態に合わせて進めることを大切にしています。

 

要求吠えの場合

要求吠えの修正は、とても根気のいる作業になります。
なぜなら、徹底的に無視をするという地味な作業が一番効果的だからです。

例え叱ったとしても、叱るためにあなたが近くに来てくれることは、ご褒美になってしまう可能性があるからです。
•独りぼっちになるのが嫌い
•狭い場所に入れられるのが嫌
•留守番が苦手

などで吠えている場合、「要求吠え」の可能性があります。

これも警戒吠えと同様、いきなり「吠えてはいけない」を教えるのは無理です。
「要求吠え」の場合、精神的に自立しておらず、飼い主と離れることが軽いパニックになってしまうからです。

まずは、「あなたから離れても大丈夫」ということを練習する必要があります。
お友達の家に預けたり、お友達に散歩をしてもらうのも効果的です

もし、愛犬と離れることが心配なのであれば、それはあなた自身の「子離れ」ならぬ「犬離れ」が必要かもしれません(笑)

こういう子は、自立心が育っていないので、他の面でも過剰反応する傾向があります。

まずは、愛犬の自立心を育てる練習が必要です。
飼い主さんから離れることができるようになったら、「吠えてはいけない」の練習に入れます。

 

ここでも基本は、

「吠えるときには叱る、吠えていないときに褒める。」

実際には、「吠えてはいけない」を教えるというよりは、

「吠えないほうが良いことが起こる」と教えるのです。

つまり、吠えている時は徹底的に無視します。
見たり、声をかけることもNG。

この場合の「叱る=無視」です。

こういう環境を作ることで、
「吠えても無駄なんだな」と思わせます。

ただ、そこに行き着くまでは時間がかかります。

一時的には、かまって欲しいために吠え声は大きくなるかもしれません。
あるいは、寂しそうな声で鳴くかもしれません。

犬も要求を通すために必死ですから、あらゆる手を使ってきます。

余計、吠えるのがひどくなった場合は、もうすぐ良くなるサインだと思って、もう少し我慢して下さい。

やがて疲れて、息継ぎなどで大人しくなる瞬間が訪れます。

まずは、5秒大人しくなったら、思いっきり褒めてください!
軽くではなく、犬がびっくりするぐらい、思いっきりです!

最初は何で褒められてるのか分からないかもしれませんが、犬は確率で判断します。
同じことが何度も起これば、必ず理解してくれるようになります。

ただし!一度吠え止んで再度吠え始めた時に褒めてしまう、という間違いには要注意です。
これは最悪です。
犬は「吠えたら褒められた」と思ってしまいます。

結果、余計に吠えるようになります。

留守番中の吠えでも同様で、吠えている最中に玄関を開けてしまうと、同じ誤解を招くので気をつけましょう。

最後に

代表的な2つのパターンを簡単にご紹介しましたが、これはまだごく一部です。
そして、あまり表に出ていない情報であることも確かです。

私たちがこうした情報をお伝えするのは、「犬が吠える」問題が、本当に辛いことを知っているからです。

必ず良くなることを知っている私たちでさえ、時にはつらくなることがあります。
まして、今まさに吠える問題に直面している飼い主さんにとっては、「本当に良くなるの?」と不安を抱えながら取り組むのは、とても大変なことです。

犬を飼って素敵な時間を過ごしたかったのに、でもかわいいから余計に苦しくなる。
そんなジレンマに悩まされている飼い主さんは本当に多いのです。

だからこそ、私たちはこう思っています。

「今がんばっている最中だから、温かく見守ってあげよう」

そんな温かい、犬を取り巻く社会を作っていきたいのです。
これは、尊敬する介助犬のトレーナーの言葉でもあります。

「この子の気持ちを分かってあげたい」
「もっと安心して過ごせる毎日にしてあげたい」

そんなふうに、愛犬と真剣に向き合い、日々迷いながらも行動し続けている飼い主さん。

そんな飼い主さんの姿に、私たちも心を動かされながら、日々犬たちと向き合いながら、勇気をもらっています。

不安や戸惑いがある中でも、愛犬のために一歩踏み出しているあなたのその姿を、私たちは心から応援しています。

吠えてしまうことに悩みながらも、一歩ずつ向き合ってきた飼い主さんとワンちゃんが、私たちのまわりにはたくさんいます。

もし「吠える」ことで悩んでいるのであれば、一人で抱え込まず、同じ悩みを持つ仲間と情報を共有することで、気持ちも楽になり、きっと目的も早く達成できます。

ぜひ、「犬のがっこうエコール」にいらしてください。

私たちがあなたと、あなたの大切な愛犬を、心を込めてサポートいたします。

まずは無料カウンセリングから始めてみてください。

あなたと愛犬にお会いできることを、スタッフ一同、心より楽しみにしています。